リターンライダー奮闘記

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zoom RSS 高速道路の登坂車線

<<   作成日時 : 2017/07/03 20:03   >>

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先回のUターン旋回に続き、ツーリングで見かける事象について論じたい。今回のお題は、「高速道路の登坂車線」についてである。

中央自動車道下り線は、八王子ICを過ぎると、相模湖に向かう山間部の上り坂になる。よって制限速度もそれまでの100km/hから80km/hへとスピードダウンする。ここから先の中央自動車道は、ほぼ全線80km/hである。本線は、走行車線と追い越し車線の片側二車線であるが、大型貨物車、大型牽引車など低速にならざるを得ないクルマのため登坂車線が数カ所設置されている。
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特に「小仏トンネル」入り口前は傾斜がけっこうあり、登坂車線が長く設置されている。またこの小仏トンネル付近は、休日の朝などは、レジャー等に出かけるクルマで渋滞発生が多い場所でもある。
自分は、信州ツーリングに行くことが多いので、中央道は利用頻度が多いのであるが、休日の早朝で、良くて中程度の渋滞、少し時間的に油断するとかなりな渋滞に巻き込まれてしまう場合もある。このトンネル手前は、追い越し車線、走行車線、登坂車線となっており、トンネル内は二車線で有るので、入り口直前で、登坂車線は終了し、走行車線と合流する。

以下は、この上り坂で比較的よく見る事象である。
高速自動車道の法定速度、あるいは指定速度が維持できるクルマ、バイクであれば、走行車線を普通に走行していれば良いだけで、追い越ししたければ、追い越し車線を使用すれば良い。当たり前のことである。
問題なのは、速度を出せるクルマが、走行車線を速度を守りながら走行しているクルマやバイクの左方の車線、つまり「登坂車線」を使用して、ゴボウ抜きし、登坂車線が終了すると、合流路で走行車線に戻る。と言う事実上の抜け駆け的な「追い抜き」行為に使っているクルマが存在すると言うことである。「追い越し」と「追い抜き」の定義の違いは分かっているので有ろう、自分は偶然かも知れないが、またも出たかで、この行為を良く目撃するのである。

これらのクルマの質が悪いのは、左方からの「追い越し」は道交法違反であることを知っているためか、「追い抜き」に始終すると言うことなのである。登坂車線を正しく使用している大型貨物や、速度が出せない車両がいなければ、もっけの幸いと言うことで、その速力に物を言わせ、登坂車線をかなりな速度超過でかっ飛ばして行くのである。

ほとんどのドライバーの方はご存じだろうが、高速道の「登坂車線」は、高速道の「本線」、つまり走行車線や追い越し車線ではなく、補助道路(補助車線)なのである。つまり「本線」では無い。 「本線」なら高速道の法定速度100km/hや、指定速度 (この場所の場合80km/h) が適用され、法定最低速度は50km/hである。その最低速度50km/hを保てない車両が、他車の走行の妨げにならないように設けられたのが「登坂車線」である。「登坂車線」には一般道の法定速度が適用され、最高速度は60km/hであり、最低速度の指定は無い。登坂車線で、「本線」の法定最低速度を適用してしまっては、その意味が無いからである。このことでも、登坂車線が高速道の「本線」ではないことが分かる。

よって、ここ中央自動車道のこの箇所で、登坂車線で仮に100km/hで走行し、速度違反で検挙された場合、100−60=40km/h、つまり6点減点で、免停(赤紙)である。 「なんだ、100-80=20km/hのオーバーじゃないのか!」と主張しても後の祭りなのである。また、速度超過で検挙されなくても、登坂車線をかっ飛ばせば、取り締まり側が、車線の利用方法違反である「通行帯違反」で検挙する可能性は充分にある。
ちなみに、この箇所は、神奈川県警の交通機動隊の重点取り締まり地域であり、早朝でも覆面パトカーが巡回しているとのことである。

高速道路の登坂車線の定義と法定速度は、意外と一般ドライバーやライダーには盲点ではないだろうか。実は恥ずかしながら、自分がこのことを再確認したのは免許取得後のことなのである。勿論、昭和の時代だったが、あらためて道路交通法の奥の深さを知った次第でもあった。

と言う訳で、道路交通法を守って、安全運転して、楽しくレジャーに向かいましょうね。 (^^)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
山の多い四国でもこの登坂車線は時々見ます。
ただ、通行量の少ない四国の高速では、登坂車線をかっ飛ばす車に遭遇することは殆どありませんが、非常に遅いトラックが登坂車線に行かない現象は時々目撃します。
覆面怖いですねぇw 県外では地元車の後を走ることをこれからも守りたいと思います。
アボガド
2017/07/03 20:26
アボガドさん、いつもコメント有難うございます。
登坂車線の件は地域性が有るようですね。遅いトラックが登坂車線に行かないのも問題有りです。なかなか難しい問題です。
都内では、環状八号線など交通量の多い一般道路で、日中にも関わらず覆面パトカーは取り締まりをしています。覆面は夜間専用と思われがちですが、今はどんな時間帯でも注意が必要です。
お互い気を付けて行きましょう。(^^)v
彗星
2017/07/03 22:38

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