限定解除 総括

今年の春先に20年ぶりにバイク乗りに戻った。いわゆるリターンライダーである。50代後半で、もう少しで還暦である。よって加齢による体力と運動神経低下は否めない。幸い登山もしているので、それほどの低下は無いと自負しているが、独りよがりであろう。20代、30代とは訳が違う。
相棒にしたスズキV-Strom650を運転するために特別な体力増強トレーニングなどはしていない。登山自体がトレーニングである。登山では山中で他の登山者とすれ違ったり、休憩の時に会ったりすると登山者同士で「こんにちは!」と挨拶する。同じようにライダーもツーリング先などで対向するバイクに「ピースv!」と挨拶をする。最近は「ヤエー yaeh!」と言うそうだが挨拶のサインであることには相違ない。四輪車同士ではこう言うことはあまりない。道を譲り譲った時にハンドルから片手をあげて挨拶するくらいである。
登山の挨拶も、ライダー同士の挨拶も、同じ行いを同時に共にしていると言う仲間意識の表れであろう。ピースサインの時代も自分は積極的にピースを出していた。北海道ツーリングではピースサインのオンパレードと言っても過言ではなかった。現在自分はピースサインではなく「よっ!」って感じで左手を上げてから少し振っている。(追記: その後、ピースサイン普及のため、昔ながらのピースサインを出している。)

高速道路走行時は毎PA、毎SAごと休憩タイムを取っている。一般道の「道の駅」も通過せずに毎回休憩タイムを取る。休日ともなれば駐車スペースはバイクで賑わっている。気が向けば他のライダーに話しかけたり、逆に話しかけられている。同じ機種のバイクだとさらに話が盛り上がってしまう時もある。ライダー達も現役続行ライダー、リターンライダー、若いライダーも多いし、女性ライダーもかなり多い。たまにご夫婦おしどりライダーも見かける。高速の二人乗りもOKな現在、恋人同士タンデム、ご夫婦タンデム、親子タンデムも見かけることが多い。多士済々である。本当にバイクを取り巻く環境が良くなったと実感している。

自分の現役時代はバイク規制が最も強い時代だった。下手をするとバイク乗りは危ない運転ばかりしている連中と偏見で見られた時代でもあった。暴走族など最たるものであろう。
その後の規制緩和は日米貿易摩擦による構造協議によるもので、日本の免許制度自体が非関税障壁になっていると海外のメーカーから指摘されたことに起因する。自動二輪限定免許制度など最たる規制である。こんな難関な免許制度を強いて国民の権利を制限したことに自分は憤りさえも感じる。 (追記:しかし、安全運転の見地から良い経験だったことは否めないが・・・)
バイク、オートバイは文明の利器である。便利な交通手段でもあるし、乗ること自体に楽しみを見出している人もいる。使い方はルール、法令に正しく則っていれば自由である。誰でも自由に購入し、乗ることが出来るのである。免許制度はそれに付随してくるものであり、普遍的でいいのである。
ながながと自分の限定解除の経緯を書いて来たが、すでに過去の遺物としてそんなことがあったくらいの感覚で知って貰えらればいいだけのことであり、今は昔のことである。
我々ライダー、バイク乗りはみんな同じ仲間であり、バイク乗りに老いも若きも男も女も差は無いのである。みんなで素晴らしいバイクライフを楽しもうではないか。
休日のバイク乗り達の楽しそうな顔に、明日の日本のバイク社会を見出せそうである。 (^^)v


補足
当ブログにて記述の「限定解除」は、昭和50年(1975)~平成8年(1996)までの旧自動二輪車運転免許の時代、都道府県の運転免許試験場において実施されていた自動二輪車中型限定免許からの限定解除審査のことを狭義的に指しているものである。


休日にツーリングを楽しむバイク&ライダー達 
2014年 秋 中央道 談合坂SA(下り)
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