ビーナスラインの雪崩と自然保護と事故防止

先週、寄り道したビーナスラインの車山付近の雪崩の状況が気になったので検索してみたら、長野県諏訪建設事務所のサイトに状況が載っていた。
http://www.pref.nagano.lg.jp/suwaken/doro/kisei/0318nadare.html
自分は冬季登山やバックカントリースキーもするので、気象遭難や雪崩などにはいつも気を付けている。雪崩を起こした山の傾斜面には地肌が出ているので、雪解け時の全層雪崩と推測される。この時期、雪が重く締まっている。山屋さん用語では「雪が腐っている」と言う。もし走行中の自動車に雪崩が直撃したらあっけなく押しつぶされてしまうこと必定である。
それにしても標高1500m前後の観光開発された蓼科霧ヶ峰地域でも、気象条件では雪崩が発生すると言うことである。
また近年、鹿の異常繁殖と、それに伴なう植生への食害などの問題も発生している。ニッコウキスゲが鹿による食害で減少してしまうことも有り得るのである。また冬季に撒く、凍結防止のための融雪剤は塩化カルシウムが多く、それを夜間に鹿が塩分補給として食べに道路に出没するので、鹿が大量に冬季でも活動しているのである。鹿の天敵は狼である。そのニホンオオカミは明治期に絶滅したと言われている。つまり日本国内ではもう鹿に天敵が居ないのである。またハンター人口の減少などが、鹿の異常繁殖に拍車をかけていると指摘されている。
さらに、無料開放後の路面の荒れが目立つこと、予算の都合で路面の補修が追い付かないのかも知れないし、冬季の融雪剤散布が道路面に与える影響なども危惧される。今後の課題ではないだろうか。いずれにしても、自然保護の観点と、現状のビーナスラインの保守整備とを上手く調整していくしかないであろう。

同様な観点で、ビーナスラインの交通事情を顧みれば、去年リターン後、自分はこのビーナスラインを走っていて、クルマとバイクの事故の直後を通過している。クルマの前部の損傷の有無はよく分らない。バイクは路外に放り出され、仰向けに近い横倒しの状態。ライダーは同様に路外の草地に倒れており、その時は動いていた。その状況から衝突したのか、未接触だったのかは分らない。どうやら最悪の状況ではなかった様子であった。仲間のライダーが携帯電話で救急車の手配をしていた。やはり交通事故はどこでも有るのだ。どちらの側に過失責任があるのかは分らないが、過失割合の多い少ないに関係なく、事故を起こせば、バイクやライダーの方が損害大なのは明らかである。気分がいいワインディングロードでスピードは出したいのであろうが、だからこそクルマもバイクも安全運転に撤するべきである。
また何かとバイクが悪者扱いになるような、無謀運転による事故多発から、ビーナスラインが「二輪車通行禁止」などの措置にならないように、ライダーひとりひとりが事故防止への自覚が必要である。他車への過失責任追及や、路面の荒れで事故を起こしたと、責任転換は控えるべきであろう。事故回避運転、自分は「防衛運転」と呼んでいるが、事故を起こさない運転への自意識は常に持つべきである。

これからビーナスラインは良い時期を迎える。高原のさわやかさと、緑と花の咲き乱れるの草原の中をバイクでピースサインを出しながら、お互い気持よく安全運転をしながら疾走したいものである。(^^)v

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