自動運転

先日、NHKで「ドキュメント・自動運転革命」と言う最新の自動運転技術に関する番組があった。国内メーカーの開発現場を訪れての最新状況や、海外の技術開発状況を報道していた。とくに自動車メーカー以外のIT企業であるGoogle社の自動運転技術はかなり進んでおり、本元の自動車メーカー各社にとって脅威になっているらしいこと。またドイツは国策のもとにメルセデスベンツなどの自動車メーカーが開発を進めており、他国より一歩リードしているとのことなどが放映されていた。
また9月24日、軽井沢で開催された「先進7か国(G7)交通相会合」において、G7各国は、世界で開発競争が激しくなっている自動運転技術の早期実用化に向け「相互に協力し、リーダーシップを発揮する」と言う共同宣言を採択したとのことである。

画像は、去年の「東京モーターショー」においての自動運転の展示コーナー。
すでに、Level・2までの段階の車種はもう市販されている。
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自動運転のLevel は、概ね以下のように分類されている。ただし、各メーカーで若干であるが微妙な表記の相違はある。

Level・1
加速、操舵、制動のいずれかを自動車が行う状態。安全運転のための支援システムと言える。

Level・2
加速、操舵、制動のうち複数の操作を、同時に自動車が行う状態。準自動走行システムと言える。

Level・3
加速、操舵、制動を全て自動車が行い、緊急時のみドライバーが対応する状態。Level・2より進んだ準自動走行システムと言える。

Level・4
加速・操舵・制動を全てドライバー以外が行い、ドライバーがまったく関与しない状態。完全自動運転システムと言える。

EVも開発が進んで、一部では市販されている。リチウム・イオン電池車が主流を成すか、燃料電池車が主流をなすかはまだ予測はつかないが、都内では「水素スタンド」の建築も進んでいる。
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このミニカーは日産リーフである。放映された「NHKドキュメント・自動運転革命」によると、日産は2020年までにLevel・4の自動運転を目指して開発中とのことである。番組の中ではこのリーフによる自動運転が紹介されていた。確かに自動運転とEVは相性が良いと思える。勿論、通常のエンジン車やハイブリット車などの自動運転化も同時に開発は進められている。

報道によれば、近い将来、自動運転Level・4 の自動運転が実用されれば、Level・4でもしも交通事故が発生した場合、事故の責任は運転者なのか、所有者なのか、メーカーなのか、まだその責任の所在がはっきり明確化していないそうである。現在の法律では事故の際の責任は、運転者や所有者に強くのしかかっている。よって新たな法制化も必要とのことである。
勿論、2020年以降に、自動運転Level・4 の自動運転が実用されても、当分の間は、通常運転のクルマと、自動運転のクルマが混在して行くことになるであろう。移行は徐々に進むものである。

ところで、オートバイ、バイク、つまり自動二輪車の自動運転化はあるのだろうか?以下は自分の見解である。
ライダーは、バイクのマシンとしての操作そのものが好きで乗っているものである。バイクはただ単に乗って漠然と運転するものではなく、外的要因、つまり気象、道路状況、路面、他車の動向や影響、等々から入る諸々の情報を瞬時に判断し、ライダーは持てるすべての五感を駆使し操作しなければならない乗り物であるからだ。それ故にバイクと言う乗り物を愛し、操作も愛しているのだ。それは自動運転とはかなり縁遠い存在ではないだろうか。
しかし、近い将来、技術の発展で自動運転をするバイクも出て来るであろう。その時、その状況を如何に柔軟に受け入れるかと言うことも今後の課題であると自分に言い聞かせているのである。(^^)v

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この記事へのコメント

2016年09月29日 21:16
こんばんは。
自動運転に一番恩恵を受けるのは、高齢ドライバーだと思います。そろそろ運転があやしいけど、公共交通機関が少ないので仕方なく運転を続けている高齢者にとっては朗報ではないでしょうか。
一方で、彗星さんが仰っているように、我々にとって車やバイクは単なる移動手段ではありません。
「運転」というプロセスを楽しむことに重要性を置いています。車やバイクを「人を目的地に運ぶだけの装置」だと考えている技術者が居たらきっと失敗するでしょう。
マニュアル操作。
この醍醐味を忘れたくはありませんね。
2016年09月29日 23:29
アボガドさん、いつもコメント有難うございます。
自動運転はご高齢ドライバーにとっては福音。ご指摘とおりだと思います。自分もそう遠くない将来その恩恵を受けるかも知れません。
マニュアル操作の醍醐味。まったく同感です。バイクにはまだまだこだわりたいと思っている自分であります。(^^)v

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