リターンライダー奮闘記

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zoom RSS 秋の八ヶ岳 & ビーナスライン&規制緩和「普通免許で小型自動二輪が乗れる?」 その1

<<   作成日時 : 2016/10/16 15:32   >>

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今年の夏から秋にかけては天候の関係で、ツーリングは控えていた。でもそうしていると欲求不満になってくる。そんな中、ようやく秋の青空が現れて来た。
なので、行き慣れた八ヶ岳&ビーナスラインへの慣熟走行ツーリングと洒落込んだ。
平年なら5〜6回は行っているこの方面であるが、どうも今年は5月、7月、今回と3回で終わってしまうかも知れない。来月になると降雪があるかも知れないからだ。

渋滞を避けるため、早朝5時に出動した。順調に中央道を進み、談合坂SAで休憩。まだ早い時間帯であると同時に、ツーリング・グループが発進して行ったので、バイク駐車場は瞬間的に空いていた。
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今回はいつものツーリングレポートに乗じて、バイク界隈に関してのいくつかの見解を述べようと思う。
お題は「規制緩和、普通免許で小型自動二輪が乗れる?」である。

先日、『自動車免許で125ccバイク 規制緩和の動きに賛否両論』と言う記事を見つけた。概略は、全般的に自動二輪車の販売が低迷するなか、小型自動二輪の販売は善戦。この際、「普通免許」に付帯している「原動機付き自転車免許」を拡大して、小型自動二輪免許を付帯して、若年者のクルマ離れ対策と、このクラスの二輪車販売の促進を願うと言うことである。つまり規制緩和である。
若年者の「クルマ離れ」については、雇用や生活などの経済的理由、趣向に関してはパソコンやゲームなどのIT系への傾向が大きいこと、さらにまったくクルマやバイクに興味が無い、等々諸説ある。
しかし、個人的見解であるが、その根底に「三ない運動」の影響が未だに存在し、まるで化け物のようにしぶとく生きているからと推測している。どこぞの一部でまだ生息しているらしい「三ない運動」などいっさい死滅させなければ若者の「クルマ離れ」などは改善しないであろう。

さて規制についての「三ない運動」を批判してから、お題である規制緩和についての見解を述べる。
今から、もう41年前の話である。高校を卒業し、工科系専門学校に通いながら、19歳で自動二輪(中型限定)免許を取った自分は、90ccの小型自動二輪からバイクを始めていた。また同時に、CB500Fourに乗っていた師匠からバイク走行の指南を受けていたのは言うまでも無い。
そんな時、高校時代のクラスメイトが普通自動車の運転免許を取り、原付バイクを買ったのでツーリングに行こうと言う話になった。当日その友人はピカピカ新車のCB50JXでやって来た。自分は中古のCB90であったが、自分で何とか整備して乗りやすくしていた。行先は奥多摩湖、奥多摩周遊道路を経由して、秋川渓谷から五日市を廻って帰ってくると言うコースだった。思い出せば原付と小型二輪のトコトコツーリングであった。その友人のCB50JXは良いのだが、赤信号の時、停止してからギヤをガチャガチャガチャと一速に戻してるし、発進の際のアクセル・クラッチワークとギヤのシフトアップ、シフトダウンも何かおぼつかない、さらに奥多摩のワインディングにおいてのコーナリングも何やら危なげ・・・。
と言う訳で、ツーリングしながらバイク走行のいイロハである基本走行を教えながら走った。そんな訳で、帰る頃にはその友人もライディングが何となく板に付いて来た。やはり、なんだかんだで、バイクには実技教習が必要なのだとその時実感した。

今後、普通免許で小型自動二輪車が全般的に乗れるのか、小型自動二輪AT車限定だけが乗れるのか具体的にはこの記事だけでは分からない。現在、普通自動車免許の約60%がAT車限定で取得されているし、販売されている乗用車の殆どがAT車である。世の中殆どのドライバーはオートマッチク運転なのである。また、現在、市販されている小型自動二輪は遠心式クラッチで自動変速するスクータータイプが殆どである。オートマッチク運転のドライバーが、スクーターに乗るのは自然の流れであろう。マニュアル運転が減少化しつつあること、原付の速度30km/h制限のジレンマ、小型自動二輪の販売促進とが諸処重なり、今回の様な規制緩和の案が出て来たものと推測している。

しかし、それは小型自動二輪車を甘く見て居ないだろうか、上記の41年前の出来事は、バイクに乗ったことも無い人が、いきなり実技教習を受けないでバイクに初めて乗った時の事を知って貰うために紹介した実話である。普通自動車免許を取得して、例え運転操作が簡易なスクーターであっても実技教習せずにいきなり小型自動二輪に乗れる。さらに場合によっては、クルマの運転しか経験して居なくても、運転特性がまったく違う100km/h以上は優に出すことができるスポーツタイプの125ccのバイクに乗れる。こんな危ないことはない。

50ccの原動機付自転車と、125ccの小型自動二輪車はまったく別物である。道路運送車両法の第一種原動機付自転車と第二種原動機自転車の、「原動機付自転車」と言う言葉に惑わされてはならない。道路交通法と道路運送車両法は異なる法律である。公道、路上では道路交通法の方が一般的なのである。
今回のこの規制緩和は1996年に実施された自動二輪車免許の規制緩和とは主旨が違う。普通免許のおまけ拡大と言う意味で有る。普通自動二輪も大型自動二輪も教習所では実技教習が有り、試験場では実技試験が有るのである。これは緩和の幅があまりにも緩すぎる。まったく現状の道路交通状況を見て居ない。小型自動二輪車が乗りたければ教習所に行くなり、試験場で実技試験を受けるなりして、有る程度の基礎運転技術を身につけてからにするべきである。また現在、道交法ではグレー状態の「二輪車のすり抜け行為」についても、法的に明確にするべきである。

自分はオートバイ、バイク愛好者が増えることには賛成である。変な特権意識も既得権意識もない。しかし、安易な緩和は逆に恐さを感じるのである。このままこの緩すぎる規制緩和が進んでしまった場合、交通事故が増加するのは目に見えているからだ。

そんなことを考えながら走行しているうち、小淵沢ICで中央道を降り、「道の駅こぶちざわ」で休憩した。
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紅葉が始まりかけている八ヶ岳高原道路を進み、まきば公園でまた休憩。八ヶ岳連峰南部の稜線がよく見えた。
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まきば公園から国道141(佐久往還)に出て野辺山高原に向かった。
久しぶりの野辺山駅前にて。
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その2 に続く。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
稜線が綺麗に見えて素晴らしい天気だったんですね。
小型二輪の話。
恥ずかしながら知りませんでした。
彗星さんも指摘していますが、普通免許だけの人がおまけで乗れるほど、125CCのバイクは甘くないですよね。
私は、高校一年の時にすでにバイクの免許を取得していた友人から空き地で125CC(ホンダのエルシノアって名前だった気がします)のバイクに乗せてもらった時に、いきなりクラッチを繋いでウィリーした事を覚えています。とても練習しないで乗れるものでは無いですね。
そんな小手先の事よりも、やはり16歳になったら、まずはバイクの免許を取るようにすることが良いのではないでしょうか。(例え学生であったとしてもです)
交通ルールは若いうちから覚えた方が良いと思いますけどねぇ。
アボガド
2016/10/16 20:38
こんばんは。

普通自動二輪の免許を取ったとしても、それだけでは全くといっていいほどバイクには乗れないことを、我が身で痛感しました。
まともに乗るのに、講習会、練習会に通って、半年かかりました。
歳をとってから始めたことだから、仕方ないのですが、若い同僚でも、普通自動二輪免許は取ったものの、怖くてほとんど乗らずにバイクを降りてしまった子もいます。
規制緩和で、バイクの操作が簡単になるのならいいと思うのですが、そうではありません。(当たり前ですが:笑)
現代社会のシステムにおいて、二輪の技能を向上させるのは至難の業です。
そして、現代生活には、バイクは「生活必需品」ではなく、「道楽」に分類されていると思います。バイクを生活に生かそうとしても、駐車場からして不便すぎます……。

わあ、私、めっちゃ文句ばっかり言ってる〜(反省)。
simofu1118
2016/10/17 19:27
アボガドさん、いつもコメント有難うございます。
自分もこの話は最近知りましてびっくりした次第だったのです。行きすぎた規制も良くはありませんが、緩すぎる緩和も良くはありません。ならば、小型自動二輪の教習内容を見直したりするのが先決ではないかと自分は思います。
アボガドさんのご指摘のとおり、高校教育の中で道路交通の授業や、バイク、クルマへの安全教育を充実させるなどが必要だと思います。
エルシノア・MT125でしたね。懐かしいです。(^^)v

simofu1118さん、いつもコメント有難うございます。
ご指摘とおりバイク、オートバイは、クルマとは運転特性がまったく違います。身体が外に出ていると言うこと。その危険性を知らないで、いきなり小型自動二輪に乗れると言うのはどうなのかと思います。
確かに、カブなどの業務用のバイクの存在もありますが、一般的に、バイクは趣味趣向性が高い乗り物です。で有るからこそ運転にそれなりの技術を要求される。それが面白いと言うことなのだと思います。
いえいえご意見大歓迎ですよ。(^^)v
彗星
2016/10/18 01:17

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