ノスタルジー、80年代に向かって気になっていたバイクの話。

2018年が始まった。年末年始、連休と休みが続き、明日から一般社会は本格的に稼働開始になると思われる。

さて、今回のお題は『ノスタルジー、80年代に向かって気になっていたバイク』である。すでに約40年前にならんとする時代の思い出話である。

このブログで何度も繰り返し書いてきたが、1975年(昭和50)から引き続き、1980年代当時は、バイク、オートバイへの規制が、ハードの面でも(メーカーの自主規制など) ソフトの面でも(免許制度など)日本社会で、最も厳しい時代であった。
行政によるバイクメーカーへの自主規制は、主にエンジンの出力規制等がメインであったが、当時のホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキなどの国産メーカーは、(まあ、今でもそうであるが) 輸出がメインであったので、国内販売車はそのおこぼれに預かると言っても過言ではなかった。
でも、そこはやはり世界に冠たる日本のバイクメーカーであった。限られた排気量の中で、最大限のパワーを出しうるバイクをそれなりに考え、国内で販売しだしたのである。
例えば本田技研工業(HONDA)においては、CB750 Four、CB500(550)Four、CB350(400)Fourなどの一連のシリーズは60年代後期から70年代の思想で造られたバイクであった。その主力は750cc、つまりナナハンクラスであったが、昭和50年(1975)10月の自動二輪免許の規制で、国内販売の主力は中型自動二輪(現普通二輪免許)で乗ることが出来る400ccクラスに移行して行ったのである。
そんな時代、当時で言えば次世代(Next Generation)80年代を見据えて、本田技研工業(HONDA)が販売したのがCB400T・ホークⅡ、WING ・GL400 だったのである。

HONDA CB400T ホークⅡ (資料画像)
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ホークⅡの特長は、ロードスポーツタイプであっても、アップハンドルと、フロントタイヤ・ホイールをリヤ側より1インチアップして、オフロード走行性を持たせ、オン・オフ兼用のロードスポーツバイクにしたことである。
前タイプが、カフェレーサースタイルで、オンロードを強く意識していたCB400Fourと、かなり路線変更した設定となったバイクであった。
斬新だったのは、ホンダが独自に開発した、コムスターホイールが装着されたことである。コムスターホイールとは、ホールのリムとスポークを、アルミ合金の部品立てして、組み立てたホイールのことである。よってコムスターホイールの登場で、バイクのタイヤもチューブレス化していくことになった。この時期、クルマではアルミホイールが出始めた時期と重なるが、バイクはまだスポークホイールが主流だった。それはこの時期の技術ではアルミのキャストホイールは強度の関係で、分厚く重く、バイク用のアルミホイールはまだあまり製品化されておらず、用品店などには出回っていなかったのである。
またエンジンは、CDI点火装置を装着。(前のCB400Fourはポイント点火だった)、超ショート・ストローク仕様のOHCで、吸気は2バルブ、排気は1バルブの計3バルブで、40PS/9500rpmを出した。(CB400Fourは36pPSだった)2気筒の振動は、バランサーを装着して吸収。2EXパイプを中間チャンパーで干渉させ、さらに左右の2マフラーに分け、排気音を軽減しさせた。つまり、2EX⇒1チャンバー⇒2マフラー。その当時実際にホークⅡの排気音を聞いたが、ペケペケ音と表現したら良いのか、おとなしい音だったようなことを覚えている。

当時は、400ccの中型バイクが販売の主流だったため、このホークⅡは、残念ながら暴走族の御用バイクと化し、それなりにカスタマイズされてしまい、現在では、ノーマルのままのホークⅡは殆ど中古バイク市場に出ていない様子である。

HONDA WING GL400 (資料画像)
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WING GL400、このバイクは先にGL500が販売され、中型免許の関係でGL400も販売された。
GL400の特長は、何と言っても、搭載されたエンジンにあった。396cc、水冷縦置き式、V型80°、2気筒4バルブOHV、超ショートストローク (73.0mm×47.4mm)、圧縮比10:1、CDI点火装置、CV型キャブレター2個、縦置きクランクシャフトから、吸気排気ライン(シリンダーヘッドの置き角度)は22度捻り、エキゾーストへと繋がり、マフラーはホークⅡと同じく2EX⇒1チャンバー⇒2マフラー、最高出力は40PS/9500rpm、最大トルクは3.2kgm/7500rpmであった。おそらく当時の出力規制で40PSに押さえられていたのであろうが、推測ではあるが、本来なら50PSは出せたのかも知れない。よって当時でも斬新なエンジンであったことには相違なかった。

このGL400、GL500は、当時、街中やツーリングでも見かけることはあまり多くなかった。その頃、CB400Fourで日帰り箱根ツーリングをした際、西湘バイパスのPAで休憩した時、GL500に乗って来ていた年配のライダー氏とバイク談義をして、GL500の凄さを教わったことを覚えている。まあ、今ではすっかり自分がおじさんライダーになってしまったが・・・(^^; なので、GL400/500のことが印象に残っているのかも知れない。 (^^)v

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この記事へのコメント

2018年01月08日 22:45
今年も規制での幕開けが始まってますね。
以前にヤマハのディバージョンに乗っていた時にヤマハ店の店主が売るバイクがなくなっちゃうよと嘆いていましたが、昨年はSR、セローと生産中止発表には驚きました。
昨今はキャブからインジェクションになったりと変化してきてますが今後はどうなるんでしょうね。
2018年01月10日 07:03
塞翁さん、いつもコメント有難うございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年の9月の新聞報道で知ったのですが、日本の各バイクメーカーは、新排ガス規制によって、EURO4 (EUの排ガス規制)と同じ基準でバイクを開発し製造するようになりました。
ですので、各メーカー共、製品のラインナップを見直し、旧基準で製造したバイクの販売を中止していきました。残念ですが、SRやセローなどはこの対象になってしまったのです。
でも、EURO4基準の新型バイクは、今後、製造販売されて行きます。勿論、E.V.バイクも同時に開発製造販売されて行くと思います。
新排ガス規制の詳細は、昨年の9/14のブログを見て頂ければ幸いです。(^^)v

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