池袋高齢者ドライバー死亡事故について

もう新聞やニュースなどで報道されている池袋の高齢者ドライバーによる死亡交通事故について述べることにする。
事故の概況等はすでに報道されており、また被害者の方のご主人の記者会見も報道され、瞬時に最愛の家族を失った悲痛な訴えに我ながら目頭が熱くなり、貰い泣きしそうであった。

ネットが発達した現在いろいろな情報が入る。神戸の市営バスの運転手は、救援活動を行った後現行犯逮捕された。池袋の高齢者ドライバーは元旧通産省の役人で叙勲された上級国民でどうのこうのと揶揄され、逮捕されないのはどう言うことなのかと、この事件(すでに交通事故とは言い難い人災であるので事件と呼んだ方がふさわしい)が背びれ尾びれ状態に陥っている感も否めない。

この交通事故(交通事件)の根本的原因は一言で言えば、87歳の超高齢者による自動車の運転と、それを許した家族の責任と、国家が許可した現在の免許制度そのものである。
上級国民云々、逮捕どうのこうのに世論が行ってしまい、それでは事故の本質からそれてしまうことになる。私達は過去を学んで二の轍を踏んではならない。これでは本質を論じないで、いや、むしろ本質を隠して戦争に突入した当時の日本とまったく同じになってしまう。

高齢者ドライバーと、その家族の問題は過去ブログに記事にしている。自分の見解はそこに述べている。
https://94478806.at.webry.info/201611/article_1.html

今回、87歳の超高齢ドライバーは、右脚に何かしらの疾患を抱えており、医師からも運転は控えるように進言されていたと後日報道されていた。また日常は杖を付いて歩行していたそうである。そこまで老化し体力の無い超高齢者に運転を許可した家族はいったい、このことに何も注意を払わなかったのか?家族で話し合わなかったのか?
その超高齢者は事故直後息子に電話し、「アクセルが戻らなかった」と弁明している。しかし、その後の警察の発表では、車両に異常は無かったとのことである。
87歳の超高齢ドライバーであろうとなかろうと、元役人の叙勲された何とか国民であろうとなかろうと、運転のためハンドルを握ったその瞬間から、もし交通事故を起こしてしまったら、「道路交通法第72条」により、負傷者を救護し、道路における危険を防止し、直ちに警察に通報することが義務付けられているのである。
件の超高齢ドライバーはそれさえしていない。否、電話は出来たのに警察より先に息子への電話を優先したのである。すでに老化した頭脳はことの重大さの判断さえ付かなかったのであろう。

クルマは『文明の利器』である。しかし、使い方を誤れば『走る凶器』でも有ると言うことを、勿論自戒を込めてこの場で言いたい。

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