リターンライダー奮闘記

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zoom RSS 新東名高速のトンネル内追突事故

<<   作成日時 : 2017/08/08 13:00   >>

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先週の3日に静岡県下、新東名高速道上り線のトンネル内で、多重追突事故があった。
ニュースや新聞等によると、主原因は大型トラック(12トン車)の運転手のスマートフォン操作による前方の不注視とのこと。不注意では無い、不注視とは前を見ていないことである。
大型トラックは、前方のバイクに追突し、跳ね飛ばした後、前方の乗用車に次々と衝突し、結局、大型トラック2台、乗用車3台、バイク1台、の計6台が関係した事故だったとのこと。事故当時、トンネル内の2車線のうち1車線(追い越し車線)が工事のため通行規制されていた。バイクのライダーは女性だった。意識不明の状態で、ドクターヘリで搬送されたものの、全身を強く打っていて搬送先の病院で亡くなったとのことである。
痛ましい悲惨な事故である。残されたご家族の思いを察すれば言葉も出ない。
通常に走行していたバイクが、後方から前方不注視の12トン大型トラックに追突されたらひとたまりもない。ニュース映像では大型トラックのキャビン前部が大きく破損されていたし、他のクルマの破損状況も映されていたが、ライダーが亡くなったバイクは、すでにシートが被されていた。おそらく損壊著しいと推測される。
こんな一方的な事故に自分は憤りを感じる。

現在、運転中の携帯電話等の使用は、道路交通法で以下のような違反行為になっている。
・携帯電話使用等(交通の危険) 2点
・携帯電話使用等(手で保持)   1点

携帯電話使用等(交通の危険)とは、
携帯電話等を通話のために使用し、又は自動車若しくは原動機付自転車に持ち込まれた画像表示装置を注視することによって、道路における交通の危険を生じさせた者となっている。
具体的には、携帯電話等の操作、カーナビや携帯電話の画面を注視することによって交通の危険を起こした時などが取り締まりの対象になると言うことである。

携帯電話使用等(手で保持)とは、
携帯電話等を通話のために使用し、又は自動車若しくは原動機付自転車に持ち込まれた画像表示用装置を手で保持してこれに表示された画像を注視した者となっている。
具体的には、走行中に携帯電話などを手に持って、通話する行為、メールの送受信をする行為などが取り締まりの対象になると言うことである。

自分は運転中、携帯はドライブモードにしているか、あえて電源を切っている時もある。当たり前であるが、運転に集中するためである。しかし、周囲の他車の携帯電話の走行中使用は、よく見かける。スマホを股に挟んで見ながら運転しているドライバー、スマホをメーター部分に置き、ハンドルから手を伸ばしてメール打ちなどの操作をしているドライバー、一見ハンドルを握って運転しているようには見えるが、ちゃっかりその先にはスマホである。まったく悪質である。事故予備軍であるのは間違いない。
もっとも多いのは、赤信号停止中のスマホである。信号待ちの使用はグレーゾーンであるが、スマホに夢中なのか青信号に変わったことに気づかず発進しないドライバーもいる。こちらはやむを得ずクラクションを鳴らす。すると慌てて発進する。なかには、右折待機中に瞬時を惜しんでスマホに手が行くドライバーもいる。
そんなにスマホが気になるなら運転せず、停車や駐車して気が済むまでやれば良いだろうと思うが、そうではないらしい、時間を置かず、即時性を求めるらしい。でないと仲間外れやいじめの対象になるらしい。つまり集団的スマホ依存症になっているのだ。運転マナーも何も有ったものじゃない。
結果、今回のように、スマホ運転によって事故を起こされ被害を受けたのは、ごく普通に走行していただけのクルマやバイクだったのだ。まったく理不尽である。


補足1
道路交通法、第71条 (運転者の遵守事項)第5号の5から。
五の五
自動車又は原動機付自転車(以下この号において「自動車等」という。)を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。第百二十条第一項第十一号において「無線通話装置」という。)を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。第百二十条第一項第十一号において同じ。)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置(道路運送車両法第四十一条第十六号 若しくは第十七号 又は第四十四条第十一号 に規定する装置であるものを除く。第百二十条第一項第十一号において同じ。)に表示された画像を注視しないこと。

要約すると、概ねこのように。
自動車や、原動機付自転車を運転する場合、停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話装置その他の無線通話装置 (その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。これを「無線通話装置」という) を通話 (傷病者の救護等の緊急やむを得ずに行うものを除く) のために使用し、または当該自動車等に取り付けられ、もしくは持ち込んだ画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。

この法令による無線通話装置とは、
・トランシーバー (業務用無線、アマチュア無線など)
・自動車電話
・携帯電話 (スマホ含む)
等々が該当する。ただし、法令中の文言に、「その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る」とされてい居るので、
・業務無線、特にタクシー無線のように、車両に取り付けられたスピーカーから、送信音声が出る無線装置(機器を手に持つことなく受信できるもの)を使用しての通話は規制の対象外。 
・手でまったく保持しないハンズ・フリーの携帯電話などは規制の対象外。
となっている。

また、「画像表示用装置」とは、カーナビ、自動車テレビ、携帯電話やスマホのディスプレイ部分などのことで、注視しないこととなっている。つまり凝視してはいけない。
カーナビ画面は、すばやくぱっとを見て、すぐに前を見ると言った感じである。また同時にナビの音声案内があるのはこのため。

補足2
条文の「停止している時を除き」がクセ者であるが、信号待ちや渋滞中は車が停止状態でも、厳密に言えば運転中に該当する。よってその場合の携帯電話などの使用は、取り締まり側のその場の判断で、危険と察知すれば違反として摘発される場合もあるとのこと。

補足3
条文の「その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る」と言うことで、ハンズフリーの携帯電話同様に、バイク用インターコムは、手でまったく保持しないので規制の対象外となる。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
運転中のスマホについて、全く同感です。
バイクで後ろからついて行っていると、妙に車が左右に揺れているのですぐ分かります。
そんなときは距離をあけるか、抜き去るようにしています。
でも、後ろからやられたんでは逃げようがありません。
運転中のスマホ使用は故意なんだから、不注意っていうだけでは済まされないと思います。

しかも大型トラックってことはプロじゃないですか。
殆どのトラックドライバーは厳しい環境の中で一生懸命日本の物流確保のために頑張ってくれているのに、こんな人がいるのが残念でなりません。

飲酒運転と同様に罰則を強化して、スマホ一発免停くらいじゃないとダメだと思います。
車の運転(バイクもですが)が凶器を扱っているんだという意識は絶対に必要なことだと思いますね。
アボガド
2017/08/08 21:16
まったもって痛ましい事故です。
安全運転をしていても後ろからつっこまれたりしたらバイクではひとたまりもありません。

私は信号機待ちの時に、気づけばブレーキ踏んでストップランプを点灯させたりしてドライバーに注意を喚起させたりしています。それでも心配ですので端に停車したりします。

最近はスマホナビの普及で、地図に気をとられて前方不注意になるケースがあるようです。 
少し前に小型トラックが歩道の親子にぶつかって母親と子供が亡くなった事故がありましたが、運転手の証言ではスマホをナビを見ていて前方不注意になったとの事でした。

私もスマホナビを車で使用していた事がありますが、見ずらいので曲がり場所が分かりずらく、そちらに注意がそれたりしてちょっと怖いなと思った事があります。

携帯電話にしてもハンズフリーならOKというのはどうなんでようかね。
塞翁
2017/08/08 22:08
アボガドさん、いつもコメント有難うございます。
印象に残っている事故として、昨年の8月、大雨の東名高速でバイクが転倒し、後続車数台に轢かれてしまい命を失ってしまった女性ライダーがいました、この死亡事故は、大雨による不可抗力的な事故だったかも知れませんが、今回のこの事故は、スマホ運転による一方的な追突事故です。どちらの事故も大切な命を失ってしまったことは痛恨の極みです。
ご指摘とおり、飲酒運転による重大事故が多発して厳罰化が進みました。同様に自分もスマホ運転は、厳罰化はやむを得ないと思います。

塞翁さん、いつもコメント有難うございます。
確か2月頃、埼玉県下で、小型トラックの運転手がスマホ操作をしていたため赤信号に気付かす、交差点に進入してしまい若いお母さんとお子さんを轢いてしまった死亡事故が有りました。本当に悲惨な事故です。
ハンズフリーについては、あらためて本文に補足いたしましたが「その全部又は一部を手で保持しなければ」と言う文言が有りまして、ここが有る意味、逃げ所になっている感がします。如何せん、ハンズフリーでも会話に夢中になって、運転がおろそかになってしまっては事故を誘発する可能性は充分に有ると思います。
彗星
2017/08/09 05:33

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